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手形割引とファクタリングを徹底比較!それぞれのメリット・デメリット

2023.01.05

手形割引とファクタリングを徹底比較!それぞれのメリット・デメリット

はじめに

ファクタリングと似た金融取引に手形割引があります。

ファクタリングは入金期日前の売掛金をファクタリング会社が買い取ることで現金化する方法ですが、手形割引は約束手形を担保に融資を受けて資金調達を行う方法です。こちらは融資となるため、その意味ではファクタリングとは全く別の金融取引の一つと考えることができます。

こちらでは不渡りリスクと審査問題を解消!手形割引とファクタリングの違いを解説していきます。

手形割引のメリット・デメリット

手形は、その支払人=振出人が期日までに決められた金額の支払いを、金融機関を通して受取人に約束する証書で、約束手形とも呼ばれます。

当然その支払期日にならなければ現金化ができませんが、これが振出人にとっては現金後払いで仕入れや支払いができるメリットがある一方、現金の受取人は支払期日が来ないと現金が手元にない状態が続きます。

手元に現金がなければ資金繰りが難しくなり、事業を進めていくことができなくなってしまいます。

 

約束手形を担保にした手形割引を活用すれば、そうした現金不足の状況を解消できるメリットがあります。手形割引は手形割引率を受取金から差し引いた分の現金が入金されます。手形割引率は1.5%から5%が相場で融資の金利よりも低めに設定されています。

手形割引にはデメリットもあります。それは手形の不渡りです。取引先の倒産などが起きると担保として設定された約束手形の価値がなくなり、それを買い戻す必要がでてきます。つまり、融資されていたお金と割引されていた利息分を返済しなければなりません。

ファクタリングのメリット・デメリット

手形割引は約束手形を担保とする金融機関による融資であるのに対し、ファクタリングは資産である売掛債権の売却による現金化であるため、約束手形のような不渡りによるデメリットはありません。それだけではなく、もし取引先の倒産によって売掛金が回収できなくなっても、その回収義務はファクタリング会社にあるため、お金の支払いは発生しません。これは約束手形にはないメリットです。

 

ファクタリングのデメリットとしては売却の際に手数料が発生する点ですが、これは手形割引も同様です。ファクタリングの手数料はおおむね20%以下が多くなってきますが、3社間ファクタリングを選べば手数料は10%以下に押さえることができます。ただ3社間ファクタリングは取引先への承諾が必要になり、ファクタリング利用が知られてしまう点もデメリットといえます。

違いとポイントのまとめ

ここまで不渡りリスクと審査問題を解消!手形割引とファクタリングの違いについて紹介しました。

手形割引もファクタリングも、支払期日前の売掛債権を現金化する方法ですが、その現金化の方法が大きく異なります。

手形割引は融資、ファクタリングは売買といっても良いでしょう。似ているようで非なるものです。

 

また現金化できる可能性も違います。手形割引は金融機関による厳正な審査に通過しないと利用できませんが、ファクタリングはファクタリング会社独自の審査で、売掛金の価値と取引先の信用力に問題がなければすぐに買取を行ってもらえます。手形割引は審査が下りたとしても今度は取引先が不渡りを起こさないか不安が付きまといます。

ですから売掛債権を利用した資金調達なら、低リスクかつスピード感のあるファクタリングの利用をおすすめします。

 

 

 

参考:資金調達に関する記事一覧|法律相談ナビ

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